皆さんこんにちは。お元気ですか?

今日は「自分の価値は自分で決める」ということについてお話ししたいと思います。

私たち日本人は、他の国の文化に比べて「周囲を気にする」部分が、とても大きいように思います。
もちろんそれが私たちの「思いやり文化」「気配り文化」となって世界で評価される要因ではあるのですが、同時に、自分たちをがんじがらめにしてしまっているのも確かです。

例えば、周りを気にしすぎるあまり「他の人が自分をどう思っているか」で自分の価値を決めてしまう、という落とし穴です。
自分がどんなに頑張っていたとしても、他の人から褒められたり認められなければ、「自分はだめだ」と思ってしまわれる方がどれほど多いか、皆さんきっとびっくりされると思います。

ご相談下さる方々の中にも、「自分なんて……」「まだまだです……」とご自分を卑下される方の何と多いことか!
謙遜ではありません、本気でそう思っていらっしゃるようなのです。
それも私から見たら、頑張っていらっしゃるなと思う方ばかり。

どうしてそんなに自分に厳しすぎるのでしょう?
共通しているのが、「他の人に認められていないから」、そして「世間のスタンダードに見合ってないから」という考え。
でも……
「あなた」という人間はこの世に一人しかいないのです。
そしてその「あなた」は、毎日ちゃんと起きて、仕事をして(仕事というのは会社で働くことだけではありません、主婦というのも立派な仕事です!)、いろいろなことを経験して「生きて」いる。
それがどんなにすごいことか、きちんと理解して欲しいのです。

そしてそのすごいことをしている自分を、自分が褒めてあげなくて一体誰が褒めてくれると言うのでしょう?
自分ですら褒めてあげない自分を、他人が褒めてくれるはずがないのです。
まずは誰よりも、自分で自分を褒めてあげてください。
私の心からのお願いです。

「偉いね」「頑張ってるね」「大丈夫、また明日新しいスタートだから!」
どんな言葉でも構いません、ぜひ自分を労ってあげてください。

「誰か」に評価されなくても構わないのです。
自分に満足すること。そこから始めましょう。
そして自分の価値は、必ず自分が決めること。
他人はもちろん、家族ですらもあなたの価値を決める権利はありません。

その代わり、いつでも自分をちゃんと冷静に判断できる強さも持ちましょう。
自分が頑張っていたら、思い切り褒める。
自分が間違えていたら、素直にそれを認めて、「じゃあどうすれば良いか」を考えてみる。
まずはそこから始めて見て下さい。

大丈夫、あなたは十分頑張っています!