皆さんこんにちは。 お元気でいらっしゃいますか?
前回、「自分の価値を自分で決める」ために、自分を褒めて下さいとお願いしました。
そこで
「自分の褒め方が分からない……」
というご相談を頂きましたので、今日はその方法をご紹介したいと思います。
実はこの方法、私は昔ひょんなところからヒントをもらったのですが、まずはそこからお話しさせて下さいね。
私の友人の一人が、以前アメリカ海兵隊に所属していました。
プレッシャーやストレスの多い現場で、ある日、暴れて手がつけられなくなった彼は拘束服を着せられてしまいました。
その拘束服というのは、皆さん映画などでご覧になったことがあるでしょうか、袖がものすごく長いジャンプスーツのようなものだったのです。
この長い袖、どうやって使うかというと、腕を通したあと胸の前で交差し、後ろに持っていってぎゅーっと縛ります。
身動きがとれないように手を交差させて固定してしまうわけですね。
傍目から見ると、自分で自分を「ぎゅーっと抱きしめている」ような状態です。
そんな見た目から、「アイ・ラブ・ミージャケット」というあだ名がついているのだとか。
自分で自分を愛しちゃってる!そんな感じです。
暴れていた友人ですが、実はこの「アイ・ラブ・ミージャケット」を着せられてしばらくすると、なんだか気持ち良くなってしまったのだそうです。
何故だか分からないけれど、「ほっとして安心して落ち着いた」とのこと。
一体何が起きたのでしょう。
日本の文化には、欧米のように、大人になってから「抱きしめる」習慣はありません。
もちろん恋人同士ではあるでしょう。でもそれ以外では、あまり見られませんね。
皆さんに、「はい!今すぐ他の人を抱きしめて!」とお願いしても100%無理。
家族ですらも気恥ずかしくなってしまうはずですから。
けれど小さい頃、抱きしめられた時の安心感を思い出せば、いかにそれが大切なことなのかは理解できると思います。
「抱きしめる」行為は、私たちに安心と安らぎを与えてくれるからなのです。
そこで私が提案したいのが、この「アイ・ラブ・ミージャケット」装着です。
やり方はとても簡単。胸の前で腕を交差し、「自分で自分をぎゅーっと抱きしめて」みて下さい。
自分の肩を抱きしめて
「頑張ってるね、偉いね」
そう声をかけてあげてください。
誰に遠慮することもありません、一人になれる時、トイレの個室などどこででも自分を抱きしめて、褒めてあげられるおすすめの方法です。
そしてその効果はお墨付き。
男性・女性問わず、本当にたくさんの方から「効果があった!」と嬉しいご報告を頂いています。
まずはだまされたと思って、今日から是非皆さんもこの「アイ・ラブ・ミージャケット」試してみて下さいね。
大切な会議の前に。
嫌なことがあった時に。
くじけそうになる時に。
そして何もなく無事に1日を終えられた時に。
好きな時に、何回でも!
皆さんの毎日を心から応援しています。