こんにちは、お元気でいらっしゃいますか?

今回、同文舘出版様から出して頂きました「ちゃんと評価される人」がやっている仕事のコツを読んで下さった方々から、早速フィードバッックやご質問を頂戴しました。
本当にありがとうございます。
皆様への感謝とともに、ご質問に一つずつお答えしていければと思っています。

========================================

Q : 上司や相手に「NO」を言わなくても、つい自分には「NO」を言ってしまうのですがどうしたらいいでしょうか?

A : ご質問をありがとうございます。ご自分に「NO」を言ってしまうのが「自分にプラスにならない」ことだと認識して頂けただけでも、万々歳です。
その上で、まずは「NO」は相手にだけでなく、自分にも誰にも絶対禁止!と宣言してみてください。
(もちろん、それをしたら犯罪になるとか、クビになる場合は別ですよ)
頭に入るまで、声に出して言ってみたり、ポストイットに書いて目につくところに貼っておくのも効果的です。
そして「NO」が出そうになったら、代わりにどんな小さなことでも構いません、「対処法」「解決法」を考えてみましょう。

最初はつらかったり、こんなこと無理と思われるかもしれません。
ですがこれも訓練次第、一種の「慣れ」なのです。(私自身が実践済みです!)
最初は嫌々やっていたことも、続けていると無意識のクセになり、眠っていた「なんとかできちゃう能力が目を覚まします。
そこまで行き着いたらしめたもの。
「評価される」人へのドアが開きます。

ここでセットにしてもう一つおすすめしたいのが、
やれることはその場でやってしまうこと。
言い換えれば、先延ばしにしない」ということです。

困ったことに、私たちは本当に「先延ばし」が得意なのですね。
私も昔はそうでしたから、とてもよく分かります。
でもこちらも、ちょっとした訓練で直るんです。
まずは先ほどと同じ要領で、先延ばし禁止宣言から始めましょう!


– 面倒な相手に電話するのを「午後にしよう」と先延ばし。
– 書類のファイリングを「たまったらまとめて」と 先延ばし。
– 得意でない分野の仕事にとりかかるのを「明日でいいか」と 先延ばし。

こんな経験は誰にもありますね?
でも、ちょっと考えてみると……
どれもこれも、「どうせいつかはやらなくてはならない」ことなのです。
だったらさっさと終わらせて、余った時間を自分のために使ったほうが、お得な感じがしませんか?

「めんどうだな、後にしよう」その声が脳裏に響いた時が合図です!
その瞬間に「今すぐやる!」と反応するように気をつけてみて下さい。
「後にしよう』=『今すぐやる!」をクセにしてしまうのです。
梅干しをみたら唾液がでてしまうのと同じくらいの、「条件反射」を目指してみましょう。

こちらも最初は慣れなくても、しばらく続けていると面白いように変化が……
なんと、「今すぐやらないと気持ち悪い」という気持ちが湧いてくるのです。
そして「今すぐ」やってしまうと、ちょっとした達成感が味わえるだけでなく、時間に余裕が出てくることに気がつくはずです。

ここまで来たら「NO」を言っていた自分はどこかに消えてしまっています。
小さな訓練で、一度「評価される」嬉しさを味わえば、ちょっとやみつきになること請け合いです!

いつも心から皆さんを応援しています!