初めまして!今日からブログを始めようと思います。内容はOFF(オフ)について、つまり仕事をしていない時の自分、プライベート全般です。恋愛や結婚、家族や人間関係、日常の些細なことや、日本や世界のこと・・垣根を設けず何でもお話し出来たらと思っています。そして皆さんから頂くご相談やご意見を毎回ご紹介して行きますね。

さて第1回目の今日は、せっかく香港にいるので、香港の恋愛事情についてお話ししましょう。
香港の男性はとにかく女性に優しい人が多いのです。仲の良い香港人女性によると、「それは香港女性を怒らせたら怖いから!」なんだそうなのですが、とにかくマメです。ちょっと時期がずれましたが、今年もバレンタインデーはすごかった!日本のチョコレートショップ以上にお花屋さんは大忙しです。(チョコレート文化は実は日本独特のもので、他の国では男性・女性双方がカードを送り合ったり、男性が女性にお花やプレゼントをすることが多いのです)
仕事をしていた時に体験した話ですが、バレンタインデー当日は、朝から受付に次々と素敵な花束が届くのです。もちろん女性社員へ、彼女たちのパートナーから。それも「午前中」じゃなくちゃいけないのです。何故なら、「午後」に届くお花は、男性が当日の朝頼んだお花だからなんだそうなんです。ちゃんと前々からお花屋さんに手配しておく、お花もお高いバラや豪華なものが入っているのがポイントが高いのだとか。よく行くお花屋さんに聞くと、男性はそのために必死なんだそうです。(ああ切ない)
そして会社での、情報の速さのすごさったらありません。聞いてもいないのに、「どこそこの部署のXXさんは、ピンクの豪華なバラがいっぱいの花束をもらった」なんてニュースが、お茶をいれてくれるおばさんから伝わって来たりします(香港のオフィスには、会社が雇っているティーレディーと呼ばれる「お茶をいれてくれるおばさま達」がいることが多いのです。実はこのおばさま方、会社の人事なんて目じゃないくらいの情報通!)。香港女性はロマンティストな部分がありながらも、かなりの現実主義。相手が自分にどれだけの時間とお金をかけている・・なんてこともしっかりチェックするらしいのですね。

そして「自分の幸せ」には、とことん貪欲です。「恥ずかしいから」とか「こんなこと言ったら何と思われるか」というのは後回し。自分が幸せになるためには、告白だって積極的。男性も結構嬉しいらしいです、女性からのアプローチ。
日本の漫画好きの知り合いの香港女性に聞かれました。「何で日本の女性は、好きな人にアプローチするのにもじもじするの?待ってたら他の誰かに取られちゃうのに・・」うーん、ごもっとも。
「日本の女性はシャイな人が多いのよ。男性も、あまりぐいぐい来られたら引いてしまう人も少なくないから」そう答えた私の顔をまじまじと見た彼女が言いました。「で、その結果、何かいいことがあるの?お目当の男性と付き合えたり、もてたりするわけ?」
色んな考えがありますね、皆さんはどうしていらっしゃいますか?

さて、今日のご相談です。

Q:別れてまた付き合ってを繰り返している彼氏がいて、すでに9年も経ってしまいました。どうしたら良いのでしょうか

A:本当に切ないですね、よく頑張って来られましたね。でもこのままでは気がついたらあっという間にまた時間が過ぎてしまいます。私がおすすめしたいのは、他の人とも積極的にデートをしてみることです。別れている間に、誰とお食事をしようと、出かけようと、それは裏切りではありません。私がいつも相談して下さる方にお願いしているのが、「3回ルール」です。どんなに気が乗らなくても、好みでなくても、3回はおでかけしてみてください。これは男性の方にお同じお願いをしています。そうすると、意外な発見があったり、カップルにならなくても良い友人になれたりすることも本当に多くあるんです。
9年続いていることは、可能性は2つ。「本当に縁のある相手」なのか、もしくは、「くされ縁で戻ってしまう」パターン。他の人を見るチャンスがあればあるほど、狭い世界が広がって、どういう相手と自分が幸せを感じられるのか、それが分かるようになります。決断をするのはそれからで十分。まずはご自分の世界を広げてみてください。大丈夫です、どちらの結果にせよ、きっと幸せが待っています!