寒中お見舞い申し上げます、
本当にご無沙汰してしまいました。
気持ちを新たにブログを更新して参りますので、末長くお付き合い下さいませ!
香港のことを知りたいというリクエストを頂きますので、今年からはちょこちょこと「My 香港便り」もお届けしますね。
何年経っても未だに私を「えぇっ!」とか「すごい〜!」と言わせるこの国の日常を、私の目を通して皆さんにお伝えできればと思っています。こんなことが知りたい、というリクエストがあればどうぞお気軽に!
1回目は「名前」です。
本土や台湾の方もそうですが、香港の方たちも本名とは別に「英語名」を持ってる方が多いのです。
アメリカにいた時に「ユミコ」が発音できなかった私のホストファミリーや友人が、私を「ミコ」とか『ミッキー」って呼んでいたのとは全く違い、彼らの本名とはぜーんぜん違う発音の名前だったりします。
育つ過程で、お母さんからその名前をもらったりする人もいれば、ある日突然学校の先生が受け持ちのクラス全員に英語名をつけたり(思い切り趣味が入るような!?)、自分でこの名前がいい!とつける場合も。
それがある意味正式に、会社や学校で使われるわけなんですね。
でも… 時としてびっくりする名前もあるのです。日本のキラキラネームなんて代物じゃありません。
例えば、私がよく行くスタバの女の子の名前は「ゾンビー」。ジョークじゃありません。試しに「ゾンビー」と呼ぶと、「はーい」なんて嬉しそうにお返事してくれます。
しかも結構可愛いお顔。
何でその名前を?と聞いたら、バンドをやっているから「かっこいい」と思ったそうで。
それにしたって、ゾンビなんて…と思っていたら、出るわ出るわ、面白ネームが!
果物シリーズの、「ピーチ、ベリー、レモン、ドリアン(ちょっと匂いそうな…)」を始め、ケーキ、Princess (お姫様)、Queen (女王様)、Pretty (可愛いこちゃん?!)、Sweet (甘い・優しい)、Love、モナリザ、 ジプシー etc. etc. あ、エンジェル、天使ちゃんもいますよー。
男子だって負けてません!
Coke (え、コーラ?)、Harricane (ハリケーン…飛んでいきそう…)、Hunk (Hankなら普通にハンクっていう男性名ですが、Hunkだとセクシーでかっこいい男性のことです)、Rambo (おなじみ「ランボー」。でも本人はとっても小さくて可愛いおじさんです)、 Boy (そのまんま)、Sniper (狙撃手!彼のパパは軍隊の狙撃手でした…)
もう名乗ったもん勝ち!ですね。
ちなみに街市(ガイシー)と呼ばれるこちらの市場があるんですが、そこで新鮮なフルーツを売っているおばさんは「エリザベス」。理由は簡単、元イギリス領のこの国。イギリスの女王様のファンも少なくはないんだとか。
2本抜けた前歯をものともせずに、がははと笑うこのエリザベスおばさん。
前は「フォー」という名前だったそうで。「そんな、麺みたいな名前嫌いだったのよ。だからエリザベスになったの!」
言葉を失う私に、「アンタもエリザベスにしたら、名前?」
ありがたいお申し出ですが、フラナガン・エリザベスになっちゃったら、ちょっともうアイデンティティーが…
いやー、外をあるけば必ず「なにか」にぶつかるこの街。
何年経っても新鮮なのでした。
さてさて。
今年最初のご相談です。
Q. 仕事に興味が持てません。でも適当な時間に帰れるし、お給料は多くはないけれど毎月もらえるし、そこそこ大きい会社です。入社当初は2−3年で社内恋愛で結婚退職を夢見ていましたが、今となってはそれも叶わず、自分が一体何をしたいのか、何をしているのか虚しくなることがあります。このままだらだらしていたらどうなるんでしょうか。
A. ご相談ありがとうございます。実は最近、似たようなお話を何人かの方から伺いました。共通しているのが、「何か」したいけれど「何を」して良いか分からない。会社を変わりたいけど、変わるのが怖い。失敗したらどうしよう…でも毎日張り合いがなくて虚しい、ということでした。
ここでお伝えしたいことが一つ。あなたは自分の「力」を使い忘れていませんか?
多分しばらく使っていなかったので忘れてしまったんだと思います。「何か」を起こすのも、「何を」するのも実は全部自分次第。小さい頃、いいえティーンエイジャーの頃でも構いません、自分でしたいことを「とりあえずやってみる」ことをしていませんでしたか?
読みたかった本を読んでみる、好きな歌手のヘアスタイルを真似てみる、いつもの駅で降りずに2駅先のお店を覗いてみる…そんな些細なことを、大人になると忘れてしまうのですね。
同時に、自分がそんなことをできる「力」があることも、忘れてしまうのです。
今のあなたは、水の中でじーっとしている状態。だから周りの水も動きません。でも… 指一本でいいのです、動かしてみてく下さい。そうすると波紋ができるでしょう、小さな波紋が段々に大きくなって動きになっていきます。
お分かりでしょうか? あなたが、「ちょっと」動いてみると、そこから意外な動きが出てくるのです。
まずは毎日の生活に「ちょっと」変化をつけてみて下さいね。
通勤路をちょっと変えてみる、髪型をちょっと変えてみる、目があった人に思い切ってにっこりしてみる、お昼にいつもと違うお店に行ってみる…どんな変化でも構いません!
自分の止まってる毎日に、自分の「力」で動きをつけてみて下さい。
すると、変化を待ってるだけでなく、自分から変化を起こせることを実感できるようになります。
そこから始めれば良いのです。
そして自分に、「私はどういう人生を送りたい?」と聞いてみて下さい。具体的にです。
「やりがいのある仕事、パートナーとの幸せな生活」
答えが出たら、あとはそこに向かって猪突猛進です!まずはそこで仕事をしていたいのか、それとも他にやりたいことがあるのか、自分に尋ねて、思い切ってジャンプしましょう。
夢中になって動いていけば、きっと周りの景色が変わって行きます。山あり谷ありあっても、きっと越え甲斐のある山谷です。
一生懸命になっているあなたからは、キラキラオーラが出ているはず。そんなあなたに惹かれる人がきっと現れます。
これは本当によく聞くのですが、何もなかったのに、仕事とプライベートが何故か一緒に充実した!というお話。
「何故か」ではありません、動いて夢中になって仕事をしているあなたに、す〜っと吸い寄せられる人が出てきた、そういうつながりなのです。
あなただけの大切な今回の人生。どういう風にデザインするかは、すべてあなた次第です。
ずっと応援しています。今日から「動いて」みましょう!